「食い倒れの街」の代表格。味と人がひしめく、これぞ大阪!
独特の食文化を持つことで知られる大阪。中でも道頓堀は、「食い倒れの街」の代表格と言えます。 “道頓”とは、実は人の名前。1612年に安井道頓という人物が、現在の道頓堀川を運河として整備を始めました。江戸幕府によって、川の南側に大阪中の芝居小屋が集められ、にぎわいを見せるようになったのだとか。それに伴って飲食店が繁盛し、現在のように老舗の料亭から庶民の味までが一堂に集まる「食い倒れの街」へと発展してきました。 川の南側にある道頓堀商店街には、「自店が目立つこと」を目的に編み出された動くカニや大きなフグ、くいだおれ人形などひしめき、にぎわいをアピールしています。
いっぽう、商店街から南に入ると、昔ながらの小料理店やバーがひっそりと店を構える「法善寺横丁」が。ハデな看板や雑多な印象と、古きよき大阪の趣。それらが違和感なく共存する道頓堀界隈は、人情あふれる「愛すべき大阪」の象徴と言えるのかもしれません。 最近では日本最大級のテーマパークや川沿いの遊歩道などが誕生し、観光地としての新たな表情を見せ始めています。

昭和10年から戎橋(えびすばし)のたもとに君臨するグリコの看板

喧噪からかけ離れた「法善寺横丁」。石畳の路地が印象的

