【浪速クラブ】
大衆演劇の役者と直接ふれあえる、昔ながらの芝居小屋
「日本一粗末な建物で、日本一安い入場料で、日本一入場者数が多い」と自負する大衆演劇場「浪速クラブ」。昭和31年、浪曲小屋に始まった大衆演劇の“芝居小屋”で、毎日昼と夜の2回公演が行われています。1つの劇団の興行期間は1ヵ月または15日で、演目は基本的に日替わり。プログラムは、最初の20~30分に顔見世ショーがあり、短い休憩後に40分ほどの芝居が繰り広げられます。芝居内容は『国定忠治』や『赤穂浪士』といった時代劇が中心ですが、劇団によっては現代劇を演じる場合も。芝居の後には、座長や看板役者による口上(こうじょう/舞台からのあいさつ)があり、このタイミングで役者達が残りの公演チケットを観客に手渡し販売する時間が設けられます。こうした口上や、花付き(いわゆる、おひねり)など、役者と直接ふれあうことができる風習は、昔ながらの大衆演劇ならでは。
さらに芝居の後は、グランドショーを開催。歌謡曲などに合わせて踊るステージのほか、すっぴんショー、早変わりいった企画モノも多彩です。とくに、看板役者が艶やかな着物姿を披露する花魁(おいらん)ショーや女形ショーは人気が高く、平日でも立ち見が出るほど。芝居は撮影禁止ですが、ショーはフラッシュ撮影もOK。ステージと客席が一体となり、小屋全体が熱気にあふれます。
【チケット売り】
芝居とショーの合間に、役者が観客席を歩いてチケットを前売り。通常1200円が、1000円に。
【花魁ショー】
華やかな衣装が人気の花魁ショー。この日は「伍代孝雄劇団」の座長が、魅惑的な花魁姿を披露
●住所:大阪市浪速区恵美須町東1-3-7
・地下鉄堺筋線「恵美須町駅」から徒歩4分
・問い合わせ:06-6632-2629
・http://www.naniwaclub.jp/

